1. >
  2. >
  3. 急な転職に対応する

急な転職を余儀なくされることもある

不景気日本の不景気が叫ばれるようになって、もう何年経ったでしょうか。
景気が回復する見込みは一向にないようで、収入が上がるどころか下がってしまている人のほうが多いほど。

収入が下がるだけならまだしも、リストラや倒産などで急に仕事がなくなってしまう人だっています。
これは自分の意志とは裏腹に突然起こる出来事ですので、心の準備ができず心身ともに大きなダメージを受けてしまう人も少なくないでしょう。

こうした急な転職に対応できるよう、ある程度の心構えや「もしものときの準備」をしておくことはとても大切です。

まずは、ある程度の蓄えをしておくこと。
収入が上がらないのになかなか貯金なんてできない、というのはわかるのですが、急に収入が止まってしまったら、失業保険が入るあmでに2ヶ月以上かかることもありますので、それまでの暮らしが成り立ちません。
できれば今の月収×5ヶ月分の貯蓄をしておくと望ましいといわれています。

そして、転職をするときはできるだけ雇用保険に加入することができる企業に転職すること。
雇用保険があれば、もし急な倒産などがあっても、しばらくは細々と食いつなぐことができます。
リストラに合うことのないように、日々一生懸命仕事をすることも忘れずに。

今の企業に失礼なことはしない

倒産やリストラではなく、スキルアップやキャリアチェンジのために転職したいという場合、内定をもらった企業から「できるだけ早く来てほしい」といった打診をされることもあるかと思います。

けれど、今働いている企業には、おそらく内定をもらうまで退職についての申告などはしていないと思いますので、引き継ぎなどはこれからになるはず。
その時に今の企業をほったらかして、突然辞めて次の転職先に移ってしまうようことは絶対にNGです。

転職先の内定をもらってからすぐに退職願を提出し、1か月後に退職する、という流れが一般的です。
その1ヶ月の間には有給消化も含むことができます。
「引き継ぎがあるからあと3ヶ月はいてもらわないと困る」というような無理なお願いを受け入れる必要はありませんが、内定をいただいた企業には最低でも1ヶ月後の入社になることを説明し、今の企業の引き継ぎなどをしっかりと終えて、円満退社で転職できるように対応してください。
転職先の企業も、こういった事情は理解しているので、1ヶ月は待っていただけるケースがほとんどだと思います。

きちんとした対応をすれば、それは次の職場でもきっと生かされますし、相手のことを考えない退職をしてしまうと、巡り巡ってまた自分に返ってきてしまうということも少なくありません。
最低限の義理はきちんと果たした上で転職するのは、社会人としての最低限のマナーであると心得ましょう。