ポイント

転職先が決まるまでは水面下で活動しましょう

転職をしたいと気持ちを固め、実際に情報収集や書類送付といった転職活動を開始したばかりの時期というのは、気分的にやや浮足立ってしまうところもあり、現職の仕事を何事もなくこなすということが難しくなったりします。
ですが、そこでついぽろりと「辞めたい。転職活動をしている」というようなことを話してしまったりしては、退職時に悪い心象を残してしまうとともに、まだ転職先が決まっていない今の職場での雰囲気や立場を悪いものにしてしまいます。
もし転職を本気で考えていて、時期がきたらきれいに辞めたいと考えているのであれば、できるだけ必要なときギリギリになるまで誰にもそのことは打ち明けずに活動をしていくことをおすすめします。

時々軽々しく「こんな会社いつでも辞めてやってもいいんだ!」とタンカを切る威勢のよい社員さんもいるようですが、一度「辞める」と口に出してしまうと企業にとってもその人は「いつかいなくなる人だから」という認識ができてしまうので、その後の仕事上の取り扱いが不利なものになったり、ボーナスの査定が低くなってしまったりしてしまいます。
「辞めてやる!」が給与アップや待遇改善の切り札になるほど実力のある方ならよいのですが、その人がいないと企業の存続が危ないというような場合を除き、ほとんどの場合には発言によりかなり立場は悪くなると思っておいた方がよいでしょう。

私物・データの整理

ただし、転職・退職については内緒にしておくにしても、水面下でやっておくべきことはいくつかあります。
社内に置いている私物の処理や、データのまとめです。
荷物がそれほど社内に置かれていないということならよいのですが、突然すべてを持ち帰るとなると結構たいへんです。
あまり目立たないように少しずつ、私物は社内から持ち去るようにして、退社後に見られても大丈夫なようにファイル類をまとめておきましょう。

有給休暇制度について

また、現在勤めている会社の有給休暇制度についてもよく調べてみてください。
一定期間勤務をした人には必ず有給休暇制度を適用するように法律で定められていますが、その法律の範囲内で企業は独自の有給休暇制度を就業規則で作成することができるようになっています。
企業によっては退職時にまとめて取得することができたり、未消化分を払い戻しすることができることもあります。
それと、もし未払いの残業代などもあるようならきちんとメモなどにして残しておくと、退職時にもめた場合にうまく申請をすることができます。

引継ぎはきちんとしましょう

退職・転職が決まると、現職で勤務することが心理的に負担に感じられたりもしますが、そこはぐっと我慢をして、適切な引き継ぎをしていきましょう。
どうせ辞めるんだからと最後にやりたい放題にして荒らすように出て行ってしまうと、後に悪いうわさとなって自分の身に降りかかってくることもあります。
将来的にもどんな形で現職の人たちとビジネスでの付き合いが発生するとも限りませんので、できるだけ温和な形で退職ができるような大人の対応をしていきましょう。