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  3. 保育士の転職事情
保育士

変化する保育士の転職

一昔前までは、「終身雇用」が当たり前というときもありましたが、今はキャリアアップのために転職をする人も増えています。

保育士の転職においても同様で、一つの保育園だけではなく色々な保育園での仕事を経験し、たくさんの子供たちと触れ合える機会が増えるというメリットもあります。
もちろん、保育士としてのキャリアアップのために資格やセミナーを受けたりする人も増え、保育現場の質の向上も図られているのです。

単に人手不足の影響だけではない、他の側面について保育士の転職事情を見ていきましょう。

雇用形態の多様化

待機児童問題の解消に向けて、全国的に保育施設が増えており、少しでも多くの保育士確保が望まれているため、あらゆる人材を集めるための対策として、雇用形態を多様化する動きもみられています。

正社員はもちろん、契約社員や派遣社員、パートタイムやアルバイトなど、必ずしも正社員で働かなければいけないという決まりはありませんし、家庭の事情などで家事と仕事を両立したいというママさん保育士も働きやすい環境を目指しています。

採用基準は面接

どの企業でも、採用を検討する際にひとつの指標としているのが面接。
一般企業などでは、面接に行くまでに書類選考や筆記試験などをクリアしなければいけないことが多いですが、保育士の場合はあくまで子供と接するのが主な仕事なので、書類選考と併せて面接重視で人材を選考することがほとんどです。

逆に言えば、面接でしっかり自己アピールができないと、無駄な時間を過ごすことになります。
履歴書や職務経歴書を作成する際は、実務経験の他にも今までの経験からどんなことを得たのか、保育士の仕事で自分の強みをどう活かすことができるのかという点をきちんと説明できるように準備しましょう。

保育士専門求人サイトを有効活用

そんな中、保育士の転職の際に活用してほしいのが保育士専門の求人サイトです。
大手の転職サイトを利用するのもいいですが、既に特定の職業での転職を希望している場合には、それに特化したサイトを使うのが効率的だからです。

エリアや市区町村で求人を検索できるほか、雇用形態を絞って求人を探すことも可能です。
また、保育士以外でも幼稚園教諭や学童指導員などの求人も探せるので、資格を持っているのであれば保育士と並行してみてみるといいですよ。

他にも転職サイトを利用することで、無料相談を申し込めば担当エージェントが求人探しや業界の知識など、幅広くサポートしてくれるので何をすればいいのかわからなくても問題ありません。

もちろん、能動的に行動しないと転職はうまくいきませんが、保育業界について、保育士について学びながら自分のキャリアプランについて見直すいいきっかけになるでしょう。