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  3. ジョブホッパーについて

ネガティブイメージがつきまとう

ジョブホッパー転職を決意した人は様々な事情があると思います。
単純に前の仕事が自分には合わなかったという場合や、職場の人間環境がうまくいかなかったなどの理由もあるでしょう。
たった一回の転職では決して珍しい話ではないため、さほど重要視されないかもしれませんが、短期間の間に何度も転職を繰り返している場合は不審に思われても仕方がありません。
転職を繰り返している事実は履歴書を見ただけでわかってしまうため、「この人を採用しても、きっとすぐに辞めてしまうだろう。こんな人とは会って話をする時間すらムダだ。」と思われて、面接すら受けさせてもらえない場合があります。
このように転職を繰り返している方はジョブホッパーと呼ばれており、マイナスイメージを持たれてしまうため注意が必要です。

前の職場を辞めた事実は変わりませんが、今後新しく転職した会社をまた辞めてしまうか、長く勤務し続けることになるのかどうかわからないものです。
転職を決意したからには、「自分に合わなかったら辞めてしまえばいいや」「どうせダメなら次の会社があるさ」などいい加減な気持ちで新しい転職先を探すのではなく、長く勤務する意気込みを持って転職活動をしたいものです。

参考:ジョブホッピング

ただのジョブホッパーとは違う人

数年ごとに職場を転々としている人の中には、転職する度に給料がアップして管理職の立場として出世に成功している人も存在しています。
転職をし続けても成功している人と、ただのジョブホッパーと烙印を押されてしまう人の大きな違いは、自分でキャリア設計をして計画的に転職をしているか、ただやみくもに転職を繰り返しているだけなのかの違いです。
転職に成功し続ける方はジョブホッパーではなく、キャリアビルダーと呼ばれています。
キャリアビルダーは今までの経験を活かしながら、常にスキルアップを目指し、新しい会社でも確実に貢献する実力を持っています。
対してジョブホッパーは、キャリアを積み重ねようという意思を全く持たず、その日暮らしのような感覚で仕事に対する情熱すらありません。
もちろん会社に対して貢献しようとする気持ちは微塵も感じられず、少しでも嫌な事があれば辞めてしまえば良いと考えている人もいます。

一度ジョブホッパーになってしまうと、簡単に転職を繰り返そうとするクセがついてしまいます。
最初の頃は比較的簡単に転職できても、回数を重ねるほど採用されにくくなっていきます。
採用する会社としては、無駄な人件費を捻出することは避けたいので、即戦力として仕事ができる人で、長く会社に貢献してくれる人を求めています。
転職活動をする際には会社が求めている人材をよく理解し、間違いなく自分の適職なのか判断をしてから応募することが大切です。